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アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)とは

      2015/04/16

ワールド・ツアーを行っているカナダ出身のバンドRUSH、初代からのギタリストであるアレックス・ライフソン(Alex Lifeson)

日本での知名度は悲しいほどなく、長らく来日もしていないバンドですので、知っている人は少ないでしょう。しかし、ほとんどメンバーチェンジもなく30年以上の活動歴があり、2014年現在でも新譜を発表し続けているバンドです。Dream Theaterにも大きな影響を与えており、Dream TheaterのメンバーもRushからの影響を公言しております。

Rushはジャンル分けが難しいですが、プログレ・HR・ポップスの要素が時代毎に配分が変わりつつ混ざっているような音楽性です。「プログレハード」にジャンル分けされているのもよく聞きます。

大所帯な編成が多いプログレバンドの中でもRushは最低限のトリオ編成というのが特徴的。ギター・ベース・ドラムの編成ですが、実際にはシンセサイザーの音なども入っており、ライブ中はヘルプを一切呼ばずに一人二役で演奏を行っている。その姿はもはやRushのライブの楽しみの一つになってます。

そしてRush最大の特徴は、全員が超一流であるということ。ベースのGeddy LeeとドラムのNeil Peartは海外では非常に人気があり、雑誌の人気投票では必ず上位にランクインされるようなプレイヤーである。一方、アレックス・ライフソンは他二名と比べるとやや地味な印象になってしまう。(キャラクター的には一番フレンドリーなので、ファンからしたらそうでもないが)

しかし、トリオという最少人数で音楽を奏でるRushの音楽に大きな厚みを加えているのはアレックス・ライフソンなのである。

■特徴的な音の厚み

Rushはトリオ編成でありますが、音の厚みはとてもトリオ編成とは思えないほどの厚みを持っております。普通トリオ編成のバンドは音がすかすかになるものですが、Rushにはそれが全くない。もちろんシンセサイザーを流していることもありますが、実はアレックス・ライフソンのサウンドが一番大きな要因です。それについては実際に聞いてもらった方が良いでしょう。

Rushの「Earthshine」。これを聞いて頂けるとわかるように、アレックス・ライフソンのギターは音に大きな広がりがある一方で、非常に重厚である。音が塊で届いてくるような印象である。トリオ編成のRushですが、アレックス・ライフソンによりトリオ編成とは思えないようなサウンドになります。

■直感派のギタリスト

ゲディー・リー曰くアレックス・ライフソンは「直感派」のギタリストのようです。ゲディー・リーは建築家気質のようで、作曲時も丁寧に楽曲を構築していくのに対して、アレックス・ライフソンは直感的な閃きであっと言わせるようなアイディアを出してくるとのこと。確かに、普通のロックバンドとは一線を画するコードワークを聞くとそんな気もします。Rushの中で他の二人と比べて話題にあがることは少ないですが、貢献度でいえば全く劣っておりません。

■とりあえず、皆もっと聞いて下さい

アレックス・ライフソンについていろいろ語りましたが、、、、、とりあえず皆様もっとRushを聞いて下さい。そして、出来るだけCDを買って下さい。そうでないと、いつまでたっても日本に来てくれません

Rushのライブは演奏の完成度、ショーとしての完成度両面で楽しめます。(偉そうに言いながら、DVDでしか見たことはありません

皆様がRushのライブに行きたくなるような、そんな映像を最後に、、、、名インストゥルメンタル曲「YYZ」

ブラジルという国民性もありますが、物凄い盛り上がっています。インストゥルメンタル曲なのに、ギターのメロディを全部歌うという異常な盛り上がりを見せます。

Rushのライブ、見たくなったでしょ?

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