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数多くカバーされたBurnを集めてみた

   

Burnといえばイギリスのロックバンドであるディープ・パープルが1974年に発表した曲である。邦題は「紫の炎」。シンプルながら印象的なリフは多くのロックファンの心を掴み、時を超えて愛されている。

ギターやドラムの見せ場が多く、今まで数多くのミュージシャンによってカバーされている。この記事では、そんなロックの名曲である「Burn」の様々なバージョンを集めてみました。

1.ディープ・パープル


演奏者は

  • リッチー・ブラックモア(g)
  • デイヴィッド・カヴァデール(vo)
  • グレン・ヒューズ(b,vo)
  • イアン・ペイス(ds)
  • ジョン・ロード(key)

オリジナルを聞かずしてBurnは語れない、ということでディープ・パープル。耳から離れない名リフ。Burnの聞き所は私的には大きく二つ。Aメロ中のドラムの暴れ方とギターソロ。

オカズを入れまくるAメロのドラミングは相変わらずしびれます。以後、Burnがカバーされる際には、Aメロをどれだけかっこよく叩けるかが注目されるようになります。

ギターソロについては、スタジオ版の録音については名ギターソロとして名高い。アグレッシブな前半とクラシカルな後半でギタリストとしては見せ所が多い。アドリブソロも取りやすいため、大体カバーされる際にはアドリブソロで弾かれる。というか、この動画のようにリッチー・ブラックモア本人も大体毎回アドリブです

動画におけるリッチー・ブラックモアのソロは相変わらずのアグレッシブな速弾きで、スピード感に溢れるものである。そして最後の方の雑で若干崩壊している感じもリッチー・ブラックモアらしい。そして、イングヴェイ様がお認めなさっている数少ないギタリストなだけあり、さすがのカリスマ性。

2.ホワイト・スネイク

演奏者は、

  • デイヴィッド・カヴァデール(vo)
  • ダグ・アルドリッチ(g)
  • レブ・ビーチ(g)
  • マルコ・メンドーサ(b,vo)
  • Timothy Drury(key)
  • トミー・アルドリッジ(ds)

元ディープ・パープルのデイヴィッド・カヴァデールがリーダーとして結成したホワイト・スネイク。ライブの1曲目として演奏されている。いくら自分が在籍してた頃の曲とはいえ、違うバンドの曲をライブの始めに持ってくるのはどうなのよ。しかも、ホワイト・スネイクはそんなにレパートリーに困らないだろ

全体的にハードロック風にアレンジされており、洗練されている。それに加え、バンドに上手いやつらを集めまくった結果、奇跡のカッコ良さとなる。原曲にはないセクションを設けたり、これまたディープ・パープルの「Stormbringer」を途中に挿入するなど、気の利いたオシャレなことをしている。Burnのカバーの中では最高レベルに格好良いと思います。

Aメロのドラミングに関しては、トミー・アルドリッジらしくパワフルなドラミング。バスドラムの多用といい、3連フレーズのフィルインといい、完全に自分の色を出したドラミング。重たくてパワフルなグルーヴ感は原曲と全く違う印象を与える。

ダグ・アルドリッチのギターソロも原曲の雰囲気は残しつつも、大分変更して弾いている。速弾き中心ながら、起承転結のはっきりとしたソロであり、これまた格好良い。

演奏のまとまり方、アレンジといい、原曲のカッコ良さとホワイト・スネイクらしさが上手く混ざり合っている良カバー。ホワイト・スネイクらしく、ちょっとチャラい感じになっていますが、マジでカッコ良いです。

3.Mr.Big


演奏者は、

ミスター・ビッグがインストゥルメンタルとして演奏したバージョンのBurn。比較的、原曲の空気感に似ていますが、ソロパートをいろいろ変えまくっています。アレンジというよりは人外共の演奏を楽しむのが良いだろう。というか、リッチー・コッツェンが化け物

通常とは異なり、リッチー・コッツェンのギターソロからいきなり始まる。オリジナルのソロが印象的なだけに、そこから離れられないギタリストが多い中、原曲とはソロの雰囲気を大きく変えている。乾いたサウンドでレガートとスウィープをしまくる様には開いた口が塞がらない。多くのギタリストがこれを聞いて震え慄いたであろう

その後、ビリー・シーンが原曲のキーボードソロをベースで弾くという、誰もが予想しなかった方向へ。いや、ビリー・シーンなのであり得るか

もう既にお腹いっぱいの中、最後にパット・トーピーのドラムソロ。上手い

4.マイケル・アンジェロ


演奏者は、

そうきたか。超絶ギタリストのマイケル・アンジェロ。半端ではない粒の揃い方で速弾きをしまくる。5分間ずっとギターソロを聞かされます。とんでもなく上手いのだが、果たしてこれをBurnでやる必要があったのか?お得意のアンジェロラッシュ(詳しくはこちら)も披露してくれます。

5.イングヴェイ・マルムスティーン


演奏者は、

  • イングヴェイ・マルムスティーン(g)
  • Mats Olausson(key,vo)
  • Mike Terrana(ds)
  • Michael Vescera(vo)
  • Barry Sparks(b)

イングヴェイ様の演奏なので、主役はイングヴェイ様。イングヴェイ様さえ見ておけば良いのです。なんといったって、キーボードソロでさえずっとイングヴェイ様が映るといった仕打ち。

ギターソロについては、相変わらずです。導入の部分だけは原曲の雰囲気を残していますが、その後はずっとイングヴェイ様モード

6.スラッシュ


演奏者は、

  • スラッシュ(g)
  • アンドリュー・ワット(vo)
  • グレン・ヒューズ(vo)
  • 他不明

グレン・ヒューズをゲストにスラッシュが演奏するBurn。大きくアレンジ等はしていない。

7.SHOW-YA


演奏者は、

  • 寺田恵子
  • 中村美紀
  • 五十嵐sun-go美貴
  • 角田mittan美喜
  • 仙波さとみ

日本の実力派女性バンドSHOW-YA。女性が歌う・演奏するBurnも珍しくて良いです。再現度たかっ。

8.ジョン・ロードトリビュートライブ


演奏者は、

  • グレン・ヒューズ(b,vo)
  • イアン・ペイス(ds)
  • リック・ウェイクマン(key)
  • ドン・エイリー(key)
  • ブルース・ディッキンソン(vo)
  • Howie Simonかもしれない(g)
  • オーケストラ

ジョン・ロードトリビュートライブにおける、特別バンド。なんか凄い面子。組合せも凄い

イアン・ペイスのドラミングは昔のような勢いはないものの、年を重ねたことによる味わい深いグルーヴが気持ち良い。あと、ブルース・ディッキンソンの動きが面白い

9.LOUDNESS


演奏者は、

  • 二井原実(vo)
  • 生沢祐一(vo)
  • 影山ヒロノブ(vo)
  • 奥田民生(vo,g)
  • YAZZ(vo)
  • 比嘉レイ(vo)
  • ジョージ紫(key)
  • 高崎晃(g)
  • 山下昌良(b)
  • 菅沼孝三(ds)

樋口宗孝追悼ライブでのBurn。参加ミュージシャンが多い。

Aメロでの手数王の千手観音っぷりは相変わらずです。この詰め込み方は、好きな人は大好きなはず。ていうか、大好きです

高崎晃のギターソロは原曲を忠実に再現。抜群の安定感ですが、狂ったアドリブソロも見てみたかった気がする。言うまでもないですが、バリうまです

 

 

 

 

 

みんな大好きなBurn!お好みのカバーを探してみてください!

 - コラム

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