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目黒雅叙園内「百段階段」|東京23区・目黒観光

   

写真 2014-09-23 22 36 12

 

東京での観光で定番となるのは浅草、上野とかになるのでしょうか。しかし、東京に長く住んでいるとどんどん行く場所のネタが切れてきます。そんな中、目黒雅叙園内に楽しめる観光スポットがありました。

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目黒雅叙園といえば、結婚式会場として有名ですので都内に住んでいれば一度くらい行く機会はあるでしょう。施設内は非常に豪華なので、デート中のお茶にも使えそうです。ちなみに雅叙園内1階を進んでいくと、物凄い存在感を放っているトイレがあります。実はそのトイレ、1億円かけて作ったと言われているトイレです。目黒雅叙園に寄ったら必ず使いましょう。

 

このように目黒雅叙園自体、観光スポットとして十分に楽しめそうですが、目黒雅叙園内にはもう一つ隠れ観光スポットがあります。それが、「百段階段」。

 

目黒雅叙園の歴史は意外と古く、元々庶民や家族連れが気軽に入れる料亭として1931年に始められております。そして、その長い歴史に相応しいドラマが実は詰まっているのです。

目黒雅叙園は昔、東京ドーム2個分の敷地の中に7号館まで建設されていた巨大な施設だったのです。しかし、目黒川の氾濫防止の河川工事等を理由に取り壊しが進められ、7館あった施設の中で現存するのは3号館のみになってしまいました。

 

この3号館は急な坂である行人坂に沿って作られております。急な坂に作られているということは、当然館内には階段が必要となります。そして階段の多さが特徴的な3号館は「百段階段」と呼ばれます。

 

百段階段は1935年に竣工されているので、その歴史は古い。太平洋戦争の前からあると考えるとその歴史の長さが感じられるでしょう!実は東京都有形文化財にも指定されている、価値ある建築物なのです。

 

しかし、ただ古いだけだったら特筆すべきこともありません。百段階段の何が圧倒的かというと、超一流の職人が数多く集まって作られた建築物だという点です。一流の大工、絵師、塗師等が細部までこだわって作られた百段階段は東京都有形文化財に指定されるべくして指定された、圧倒的な芸術性が秘められております。

 

通常であれば、一流の職人が同じ場に集って仕事をすることなんて中々ない話ですが、目黒雅叙園はちょうど世界大恐慌の不況期に建築がなされており、仕事が求めていた職人が仕事にありつく場になっていたのです。

 

さて、そんな百段階段ですが常に一般公開がされているわけではなく、目黒雅叙園が開催している見学ツアーなどに参加することにより見学することができます。

 

この見学ツアーがまた面白い。ツアーガイドがたっぷり1時間かけて百段階段内のこだわりを丁寧に説明してくれる上に、ツアー終了後には目黒雅叙園内のレストランで食事ができます。昼夜で値段は変わりますが、私は8000円/1人の夜ツアーに参加しました。ちなみにレストランは複数のレストランから選べます。ツアーガイドは非常に丁寧に説明をしてくれますし、食事もおいしいとあっては、8000円の値段は十分にお得かと思います。

 

唯一残念なのは写真撮影ができない点です。

 

しかし、百段階段が作られた背景や、使われた技術等を教わりながら見学できるツアーは勉強になりますし、観光スポットとしては超優秀だと思います。

 

ちなみに余談ですが、百段階段内の階段は99段までしかありません。これは「百」という言葉は中国では完璧等の意味を持つようで、商いを行っているものが使うには傲慢すぎるということで、謙虚に一歩引くという意味合いがこもっているようです。

 

目黒雅叙園内「百段階段」

費用:8000円/1人程度

コメント:観光・デートどちらでも使えます。また、コストパフォーマンスも良いです。勉強にもなりますし、百段階段自体ものすごく豪華な施設なので楽しめる。

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