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エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)とは

      2017/05/14

フランク・ザッパ、キング・クリムゾン、デイヴィッド・ボウイ、トーキング・ヘッズで活躍した一流ミュージシャンであるエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)

フランク・ザッパのオーディンションは、フランク・ザッパ本人が「自分が受けても受からない」と言うほどの超難関試験。特にドラマーは現在のトッププロを輩出しておりますし、ギタリストでもスティーブ・ヴァイがフランク・ザッパ門下生であります。これだけでもエイドリアン・ブリューがミュージシャンとして非常に優秀であることは窺えるでしょう。

ギタリストでありながら、キング・クリムゾンでは司会・効果音も担当する多彩っぷり。キング・クリムゾンに加入したおかげもあり、プログレファンならまず知っている存在になっております。

キング・クリムゾンでの司会・効果音担当のイメージが強すぎて、いまいちギタリストの実力は過小評価されていると感じますが、Museのマシュー・ベラミーが強く影響を受けていたり、DragonForceのイケメンギタリストハーマン・リが多分影響を受けていたり、ミュージシャンの間ではその実力が認められている玄人受けのするギタリストと言えましょう。

■キング・クリムゾンではバッシング

さて、エイドリアン・ブリューの活動で一番有名なのはおそらくキング・クリムゾンでしょう。キング・クリムゾンと言えば歴史の古いプログレ・バンドですが、実はエイドリアン・ブリューが入ってから一気に音楽性が変わっております。司会・効果音という新しすぎる風をバンドに入れたせいで、前期・中期ファンからは大バッシング。まあ今でこそ再評価される流れはありますが。

しかし、なんでそんなにもバッシングされたのでしょうか。私には全くわかり、、、、

いや、仕方がないかもしれません

こちらは最初のアルバム・最初の曲として後期キング・クリムゾンの華々しい幕開けを飾った「Elephant Talk」という曲です。

今までのキング・クリムゾンを聞いてきた人が、気持ちの悪いベースライン(トニー・レヴィンごめんなさい)に、「像さんのおしゃべりだよ!」とか叫んでいるカッパみたいな司会、そして気持ちの悪いギターソロ、、、、これを聞いたらそれは袋叩きにしてもしょうがないです。

その他にも、ひたすら「待って下さい。。。。」と言っているようだけの曲。
「I repeat myself when under stress.
I repeat myself when under stress.
I repeat myself when under stress.
I repeat myself when under stress.
I repeat..」

と言っているだけの曲があったり。。。。。

あまりまともではありません。

■でも再評価

しかし当時大バッシングされた後期キング・クリムゾンですが、再評価の流れもあります。私自身も実は後期キング・クリムゾンが大好きだったりする。

後期キング・クリムゾンに関しては、音楽が気持ち悪いという特徴がありますが、よく考えたらキング・クリムゾン自体昔から気持ち悪い曲は度々発表されていたものです。

エイドリアン・ブリューが入ってからのキング・クリムゾンはそれ以前の音楽性と大きく異なっているとはいえ、ミニマル・ミュージックの要素を採り入れ、ポップでありながら裏では非常に複雑なことをやっていたり、音楽性は高い。

たとえばこちら、「Frame by Frame」

これは弾けませんわ。。。。

 

■プレイスタイル

エイドリアン・ブリューは像の鳴き声に代表される、数々の効果音をギターで再現しますが、それゆえにキワモノ扱いされてギタリストとしては過小評価されております。しかし、いろいろな音をギターで表現する姿勢自体がまずギタリストとして高く評価されるべきであり、実際に多くのミュージシャンにはリスペクトされております。

また、効果音を除いても単純にギターは上手いです。複雑な音型や複雑なポリリズムを弾きながら簡単に歌っておりますが、普通こんなことできません。後期キング・クリムゾンの曲なんて歌わなくてもそもそも弾けない曲ばかりです。

エイドリアン・ブリュー、単なる司会・効果音担当ではない、一流のギタリストであります。

 - ギタリスト , ,

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