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Brian Bromberg(ブライアン・ブロンバーグ)「両刀超絶ベーシスト」

      2017/05/14

技のデパート、Brian Bromberg(ブライアン・ブロンバーグ)

スタン・ゲッツ、神保彰等のビッグネームと仕事を行った経験もあるが、自身のソロアルバムも積極的に発表している。また、プロデューサーとしても活躍しており、超絶ベーシストでありながらベーシストの枠に収まらない幅広い活動をしている。

エレクトリックベース、ウッドベースの両楽器をハイレベルに使いこなすベーシストでもある。そのため、ソロアルバムではジャズ〜フュージョン〜ハードロックと幅広いジャンルを扱う。ウッドベースを用いる際には主にスムースジャズやストレートなジャズを、エレクトリックベースを用いる際には主にフュージョンやハードロックを演奏する。ちなみにスムースジャズ界ではセールスでも成功している。

特に弦を全て1オクターヴ高くチューニングしたエレクトリックベース、所謂ピッコロベースを使用したプレイはベーシストの間でも有名。

例えば、ブライアン・ブロンバーグが発表したソロアルバムには、ベースを多重録音することにより、ベースラインとメロディを両方ともベースで弾いているアルバムがある。こういった作品自体は、稀にある。しかし、驚くべきことは曲中全編に渡って鳴り響くギターの音なのだが、その音が実は全てベースで出していることである。ブライアン・ブロンバーグはチューニングを高くしたベースにオーヴァードライヴをかけることによって、ギターにしか聞こえないような音を出すのである。ギターを弾けば良いのでは?と思われるかもしれないが、本人曰く、ベースでギターライクな音を出すことにより、通常のギターでは出せないような温かみのあるサウンドが可能になるとのこと。しかし、ぼくは何度聞いても、普通にギターで弾けば良いと思ってしまった

プレイスタイル

超絶技巧を行き着くところまで極めてしまったタイプのベーシスト。通常の2フィンガーはもちろん、タッピング・スラップ・スウィープ等あらゆる技術を使いこなす。しかも全て超ハイレベル。しかも、前述したようにウッドベースとエレクトリックベースの両刀使い。どちらのベースでも超絶技巧は変わらない。

何より、ピッコロベースを使うことにより、ギターの音まで出せる。この音が本当にギターと何も変わらないので、ギターを弾けると言っても間違いではない。ちなみにこの場合でも超絶は変わらない。そこらのギタリストよりよほど速弾きできているのが恐ろしい。

ちなみに普通にチューニングされたエレクトリックベースを弾いても上手い。ただし、音は少し軽め。

スラップ・タッピング

超高速スラップが得意であるが、サムピングアップは使わない。その代わり左手を弦に打ち付けることによるゴーストノートを積極的に使って、効率的にすさまじい音数を出す。非常に効率的であるため、両手を派手に動かさずとも超絶的なフレーズを連発することが出来る。

タッピングも積極的に使う。両手タッピングをソロ中に挟むことも多い。ベーシストに両手タッピングが果たして必要なのかは疑問ですが、巧すぎて暇だったのだろう

超絶ソロ

ウッドベース・通常のエレクトリックベース・オクターヴ高く設定されたエレクトリックベース、どの楽器であろうと超絶的なソロをとる。また、即興も得意。

ギターライクな音を出す際にも、速弾きギタリスト顔負けの超絶的速弾きフレーズを連発する。ハードロックギタリスト(?)としても恐らく食っていける。

また、エレクトリックベースで高音弦を弾く際には、左手の親指までフレットを押さえるのに用いる。ウッドベースでの奏法を応用しているとのこと。

まとめ

ベースと名のつくあらゆる楽器を演奏し、しかもそれらを全てハイレベルに操るベーシストであるブライアン・ブロンバーグ。スラップやタッピング等の超絶テクニックに、目に止まらない2フィンガーソロは圧巻。ベーシストであれば一度は聞いておきたいベーシストです。

 - ベーシスト, 未分類

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