Onkui Channel

全ジャンル対応音楽メディア

*

クリス・インペリテリ(Chris Impellitteri)とは

      2017/05/14

光速の速弾きで突如シーンに現れたギタリスト、クリス・インペリテリ(Chris Impellitteri)

80年代のHR/HM全盛期はギターが注目された時代である。どの曲でも必ずギターソロが入っており、ギタリストの方がフロントマンより人気があるような時代。イングヴェイ・マルムスティーン爵ポール・ギルバートスティーブ・ヴァイジョー・サトリアーニジョージ・リンチ等多くのギター・ヒーローがシーンに登場しております。

特にその中で注目された技術が速弾き。如何に速く弾くか。如何に音を詰め込むか。猫も杓子も速弾き皆速弾きをしていた時代です。

その筆頭として速弾きをこれでもかというくらいに極めた男といえば、イングヴェイ・マルムスティーン爵。クラシカルなフレーズを速弾きで弾くスタイルを引っさげて多くのフォロワーを生んだカリスマです。

■ちょっと遅れて出てきてしまった

イングヴェイ・マルムスティーン爵がシーンを食い荒らして、いまさら同じようなギタリストが出てきても二番煎じ扱いされることが必至な中、現れてきたのが世界最速ギタリストのクリス・インペリテリ。中々ガッツがあります。

遅れて出てきてしまった間の悪さも圧巻ですが、「オレの方がそのスタイルを先に完成させていた」と、イングヴェイ・マルムスティーン爵より先にクラシカル速弾きスタイルを完成させたと主張する。

ラリー・グラハムよりスラップ先にスラップした」「エディー・ヴァン・ヘイレンより先にタッピングした」と同じくらいあまり意味のない議論であり、なによりイングヴェイ・マルムスティーン爵より明らかに完成されていないように思われるが、まあそこは触れないでおきましょう。

また、スピードにこだわりだしたのはギターを始めて10年経った時期みたいですが、その割には速弾きしかしません

■しかし、速い

明らかに「今更そんなこと言われても、、、、」感で世界最速の速弾きを引っ提げてきたクリス・インペリテリですが、やはりスピードはとんでもない速さです。下の曲はクリス・インペリテリの「Rat Race」。

リフがかなりかっこいい。そしてメロの途中でも随所に速弾きを挟んできます。ギターソロも、うん速いですね。すごいです。

■Stone Cold Crazy

上のRat Raceもリフがかっこいいですが、クリス・インペリテリの曲はリフがかっこよくスピード感もあって楽しめます。例えばこれ。

「Victim of the System」です。この曲なんて物凄いリフがかっこいい。なんでこんなリフを過去に誰も思いつかなかったのかと不思議になるくらいかっこいいですね。

と思ったらまるっきりQueenのStone Cold Crazyでした。

…….クリス・インペリテリ曰くオマージュとのことです。

 

■不遇

世界最速のギタリストと言われてシーンに登場しながらいまいち盛り上がらなかったクリス・インペリテリ。そして今となっては世界最速の称号もギネス記録保持者の存在により名乗れなくなってしまう。しかし、リフはかっこいい曲が多いクリス・インペリテリ、聞いていて楽しいギタリストです。

 - ギタリスト ,

  関連記事

no image
Scott Henderson(スコット・ヘンダーソン)「多彩なフレージングのギタリスト」

ジャズ・フュージョン界で活躍したギタリストである、Scott Henderson …

no image
渡辺香津美(わたなべかづみ)とは

渡辺香津美とは、世界でも活躍する日本の一流ギタリストです。 中学の頃にベンチャー …

マーティー・フリードマン(Marty Friedman)とは

マーティー・フリードマン(Marty Friedman)とはアメリカ合衆国出身の …

no image
Pat Martino(パット・マルティーノ)「マシンガン奏法」

マシンガンの如く16分音符を止めどなく弾きたくる奏法で有名な人気ジャズギタリスト …

no image
Jimmy Page(ジミー・ペイジ)「レッド・ツェッペリンのリフメイカー」

レッド・ツェッペリンのギタリストにしてリーダー、そしてエリック・クラプトンとジェ …

no image
ジェフ・ベック(Jeff Beck)とは

三大ギタリストといえば、世界的に有名なエリック・クラプトン、レッド・ツェッペリン …

no image
アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)とは

ワールド・ツアーを行っているカナダ出身のバンドRUSH、初代からのギタリストであ …

no image
Tony MacAlpine(トニー・マカパイン)「褐色のイングヴェイ」

スティーヴ・ヴァイのバックバンド、バニー・ブルネルとデニス・チェンバースとのフュ …

no image
Stanley Jordan(スタンリー・ジョーダン)「両手タッピングの名手」

両手タッピングの名手である、Stanley Jordan(スタンリー・ジョーダン …

no image
John Mayer(ジョン・メイヤー)「現代の三大ギタリスト」

三大ギタリストといえばエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ。それ …