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クリス・ミン・ドーキー(Chris Minh Doky)とは

   

Chris-minh-dokyクリス・ミン・ドーキー(Chris Minh Doky)とは1969年生まれのベーシストである。アコースティックギターベース・サイレントベースのプレイヤーとして確かな実力を持ち、多くのセッションワークと共にソロ活動も行っている。

ランディ・ブレッカー、坂本龍一、マイク・スターン、矢野顕子、ジョン・スコフィールド、ミッシェル・カミロといったミュージシャンと共演している。また、兄のニルス・ラン・ドーキーと共にドーキー・ブラザーズを結成しており、ソロ活動も精力的である。

■来歴

6歳の頃からピアノを演奏していたが、その後エレクトリックベースを始めてファンクなどをコピーする。しかし、16歳の時にマイルス・デイヴィスの『My Funny Valentine』を聞いてアコースティックベースに持ち替える。そしてジャズのルーツに近づくために18歳になるとニューヨークへ移る。

1991年にマイク・スターンのバンドに参加したことが転機になり、その後セッションベーシストとして多くの著名ミュージシャンと共演することになる。1994年には兄のニルス・ラン・ドーキーとドーキー・ブラザーズを結成し、1998年には自身初のソロアルバムを発表。その後も継続的にソロアルバムを発表し続け、ジャズとファンク、ジャズとエレクトロニカ等を組み合わせるといった挑戦をしている。

プレイスタイル

サイレントベースの利用

エレクトリックベースも弾くことができるが、ほぼアコースティックベース・サイレントベースを使用することで知られる。サイレントベースについては、レコーディングやライブ等でも使用しており、彼のトレードマークの一つにもなっている。持ち運びの面でアコースティックベースよりはるかに楽であり、音を拾うためのマイクなどを気にする必要もなく、大きく鳴らしても音が安定することで非常に気に入っているとのこと。サイレントベースをアコースティックベースの代用として考えている者はいても、クリス・ミン・ドーキーのようにメイン楽器として積極的に使うケースはレアだろう。

美しいプレイ

派手な速弾き等は行わないクリス・ミン・ドーキーだが、彼のプレイはひたすらに美しい。音は透きとおっており、優しい。荒々しさとは無縁な音。フレージングも美しく、泥臭さはない洗練されたものである。

クリス・ミン・ドーキーのプレイは美しく・優しい。そのため、聞いていると心が安らぐ。聞いている者のアドレナリンを分泌させるようなプレイはしないが、心地よく音と一体化したくなるような気分にさせてくれる。

作曲に関しても、やはり美しい曲を作る。美しい曲に美しいベースプレイが合わさった彼の世界観には思わずひきこまれてしまいます。

まとめ

わかりやすい速弾き等のテクニックもせず、奇抜なプレイをするわけでもないので、クリス・ミン・ドーキーの素晴らしさは中々言葉で説明するのが難しい。しかし、一言で言うと「美しい」。これに尽きると思う。

彼のプレイを聞いていると、「ベースってこんなにキレイな楽器なんだなあ」としみじみ思います。

 - ベーシスト , ,

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