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ドミニク・ディ・ピアッツア(Dominique Di Piazza)とは

      2015/02/25

ドミニク・ディ・ピアッツア(Dominique Di Piazza)とは、フランスの超絶ベーシストである。

日本では知名度の低いドミニク・ディ・ピアッツアですが、ベース界に与えている影響は大きく、その独特なテクニックは、アドリアン・フェローやマシュー・ギャリソンといったフォロワーも生んでいる。

最も知られている活動はジョン・マクラフリンとのアコースティックトリオであろう。ドミニク・ディ・ピアッツアが参加した『Que Alegria』は驚異的なテクニックの応酬であり、特に、収録されている”Hijacked”はベーシストに人気の曲である。

また、ミシェル・ペトルチアーニの作品への参加、ビレリ・ラグレーンとデニス・チェンバースとのトリオ、ヴィクター・ウッテン、マイケル・マンリング、ジョン・マクラフリンの4th Dimensionといった活動をしている。

日本では一般的な知名度が低く、ベーシストの間でさえ高いとは言えないが、彼を知っている人は漏れ無くリスペクトをしている。それほどに卓越したテクニックを持っており、なんで有名じゃないのかが不思議なくらいである。アドリアン・フェローが尊敬しているというくらいなのだから、当然人間離れした実力を持っている

プレイスタイル

知名度が低いドミニク・ディ・ピアッツアですが、現代ベース界に与えている影響は実はかなり大きい。最近のベーシストに”4フィンガーピッキング”を使用するものが多いが、実はこのテクニックはドミニク・ディ・ピアッツアから生まれたといっても過言ではない。

ドミニク・ディ・ピアッツアは独自のスタイルを生み出すために、4弦に高音弦を追加し、親指・人差し指・中指でピッキングするという新たなプレイスタイルを考案したのである。そしてこのプレイスタイルがアドリアン・フェローやマシュー・ギャリソンといったベーシストの4フィンガーピッキングに繋がるのである。ちなみに、アドリアン・フェローは自身のソロアルバムで、『Que Alegria』に収録されている”Hijacked”を演奏しており、ドミニク・ディ・ピアッツアへのリスペクトが感じられる。

独自のプレイスタイルを築き上げたドミニク・ディ・ピアッツアですが、それによって独特なスピード感、ミュート感、コード弾き、フレージングが生まれ、今までに聞いたことのないような個性的なプレイを行っている。超絶的なテクニックに、美しいフレージングは間違いなくベーシスト界の中でもトップレベルであり、ジョン・マクラフリンも

“彼の才能は計り知れないー彼は世界で最も優れたベーシストの一人である”
ーDominique Di Piazza Official Website 『Bio』

と評している。この表現は決して言い過ぎではない。それほどにドミニク・ディ・ピアッツアのベーシストとしての技量は優れている。

まとめ

ドミニク・ディ・ピアッツアのベーシストとしての実力はずば抜けている。超絶的なテクニックもそうだが、複雑な楽曲にも対応するグルーヴ、即興におけるソロ構築力、メロディセンス、全てが圧巻。あまりにも巧すぎる。日本で無名なのが本当に不思議であり、勿体ないとも感じる。彼のベースプレイは、実際に多くの一流ベーシストに影響を与えており、多くのベーシストからリスペクトを受けているミュージシャンズ・ミュージシャンである。ベーシストは必ず聞いておくべき。

 - ベーシスト ,

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