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エドワード・ヴァン・ヘイレン(Edward Van Halen)とは

   

エドワード・ヴァン・ヘイレン

エドワード・ヴァン・ヘイレン

エドワード・ヴァン・ヘイレン(Edward Van Halen)とは、アメリカ合衆国出身のギタリストであり、ハードロックバンドの「ヴァン・ヘイレン」のギタリストである。

ライトハンド奏法を広く普及させたことで知られており、その革新的なギタースタイルとカリスマ性により、その後のギターヒーロームーブメントの流れをつくり出している。

特殊テクニックを実用的な方法でギタープレイに採り入れるのが得意であり、ライトハンド奏法意外にも、ハミングバードピッキングやスラッピングといった技術も積極的に利用する。もちろん、バッキングや速弾きプレイも得意。

トレードマークは、赤地に黒・白のストライプを施したギター”フランケシュタイン”。

自身の名を冠したハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」は、実兄であるアレックス・ヴァン・ヘイレンと共に結成しており、”Jump”や”Panama”といった数々のヒット曲を生み出している。また、とうとう自身の息子であるウルフギャング・ヴァン・ヘイレンまで加入させており、いよいよ財閥の様相を呈してきている。なぜ、マイケル・アンソニーではだめだったのか

■プレイスタイル

ライトハンド奏法を広めたことで最もよく知られている。しかし、それ以外のギタリストとしての能力も非常に高い。技術レベルが高いことはもちろん、なによりもセンスフル。

16分のタイム感を感じさせるバッキング、一聴して耳に残るリフ、曲の一部として機能するソロの数々、ブライトな音色など、同業のギタリストが真似したくなるようなプレイスタイルである。

ライトハンド奏法

ヴァン・ヘイレンの代名詞でもあるライトハンド奏法。ライトハンド奏法自体は、ジェネシスのスティーブ・ハケットがヴァン・ヘイレン以前に使っていたと言われており、発明者がヴァン・ヘイレンというわけではない。

だが、世の中に広く普及させたのは間違いなくヴァン・ヘイレン。ライトハンド奏法がフィーチャーされたインストゥルメンタルである”Eruption”は有名である。

ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法は、ギターで弾くことが困難であるようなストレッチフレーズでも、弾くことを可能とさせた。そのことにより、同一弦上における音の離れたシーケンスフレーズでも難なく、スピード感をもって演奏することができるようになったのである。

また、パフォーマンス的な観点でもライトハンド奏法はインパクトがある。そして、その割には技術的に演奏することが難しくないため、その後多くのギタリストが導入しており、現在ではギタリストの必須テクニックの一つにもなっている。

それまでは演奏することが困難だったフレーズを、より簡単に、そしてよりカッコ良く響かせることを可能とする点で、ライトハンド奏法は革新的な技術であったと言える。

ハミングバードピッキング

鳥の囀りかのような音を響かせることを可能とするハミングバードピッキングも、ヴァン・ヘイレンがよく使う技術として知られている。

なんのことはない、単なるトレモロピッキングなのだが、サウンド上のインパクトは絶大。ヴァン・ヘイレンはこのように、シンプルな方法で、インパクトの強いサウンドを生み出すことについて天才的である。

スラッピング

ヴァン・ヘイレンは、ベースのスラッピング技術をギターにも導入している。

“Mean Street”で聞かれるように、パーカッシブなサウンドを可能としている。ライトハンド奏法やハミングバードピッキングと比較すると実用性は低く、飛び道具的な要素が強い。

ハーモニクス

ハーモニクスを多用することもヴァン・ヘイレンの特徴の一つ。

何か変わったことをやっているわけではないが、リフやソロの中にハーモニクスを入れるタイミングが抜群に上手い。立ち上がりが早く、伸びも良いため、お手本としたい。

タイム感

ライトハンド奏法やハミングバードピッキングなどの特殊技術が目立つヴァン・ヘイレンだが、彼のギタープレイをカッコよくさせているのは何よりも彼のタイム感である。

特筆すべきは音の立ち上がりの早さ。今ではライトハンド奏法の名手はいくらでもおり、技術的にもヴァン・ヘイレンを凌駕するものがいる。しかし、ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法はスピード感が違う。ジェットコースターに乗っているかのようなスピード感を感じさせるのは、ヴァン・ヘイレンの音の立ち上がりが早いからであろう。

また、ウラ拍の使い方も絶妙であり、バッキングプレイのときでも存在感が十分にある。8分を基本としたハードロックをプレイしていながら、16分のフィーリングも感じさせる。

リフメーカーとして

“Panama”のようなバッキングリフ、”Ain’t Talkin’ ‘Bout Love”のような単音リフ、”Jump”のようなキーボードを使ったリフなど、ロック史に残る名リフを作ってきたヴァン・ヘイレン。リフメーカーとしての才能も素晴らしい。

ギターソロ

ギターソロではライトハンド奏法を織り交ぜるヴァン・ヘイレンだが、フレージングも起承転結がはっきりとしており、耳に残るものが多い。

特に、マイケル・ジャクソンの”Beat It”で弾いたギターソロはあまりにも有名。タッピングや速弾きも披露しながら、曲の一部として必要不可欠なほどの完成度を誇っている。

サウンド

前面に出てくるような迫力のあり、かつウォームでブライトなサウンド。ハードロックにおけるギターサウンドの理想型といっても過言ではない。現に多くのギタリストが彼のサウンドに影響を受けている。

■まとめ

革新的なテクニックでも知られているヴァン・ヘイレンだが、それ以上にタイム感・ソロ構築能力・リフメーカーとしての能力・サウンドといった部分でセンスを見せる。

多くのギタリストから尊敬を集めているのも、ライトハンド奏法を広めたことより、総合的なギタリストとしての能力・カリスマ性によるところが大きい。

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