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Flea(フリー)「ファンキー・パンキッシュかつメロディアスなベーシスト」

   

カリスマ的人気をほこるレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、Flea(フリー)

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストとしての活動がほとんどだが、マーズ・ヴォルタやアラニス・モリセット等といったミュージシャンの作品にゲストとして参加することはある。また、レディオ・ヘッドのトム・ヨークが中心であるバンドのアトムス・フォー・ピースにも参加している。

激しくクレイジーなステージパフォーマンスが特徴のベーシストである。独特なステージ衣装、上半身裸、もはやほぼ全裸といった姿で演奏することもあり、とにかくクレイジー。しかし、実は元々いじめられっ子だったらしく性格は暗かったという。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスと付き合い性格が明るくなっていったとのこと。また、クレイジーなステージパフォーマンスとは対照的に普段はまともである。インタビュー等も丁寧に受ける。

派手な装飾が施されたベースを好む。また、ミュージックマン・スティングレイを流行らせた。他にも低価格で音質の良さを追求した”Flea Bass”を自らプロデュースしている。

トランペットも吹けるらしい。

Fleaとはノミのこと。

破天荒なステージパフォーマンスを行う一方で、派手なスラッププレイ・メロディアスなベースライン・ファンキーなグルーヴを持ち、ベーシストとしての実力は確か。そのため、カリスマ的な人気をほこり、多くのフォロワーを生み出している。

プレイスタイル

ロックベーシストながら、非常にファンキーなグルーヴを持っているのが特徴的。活動初期は派手なスラッププレイが注目されていたが、後期には歌を支えるメロディアスなベースラインが多くなり、ベーシストとしての懐の深さが窺える。とにかく、センスが良いベーシストである。根底にある軸はブレないが、プレイスタイル自体は時期によって大きく変わる。というよりは、新たなプレイスタイルを採り入れているといった方が正しいか。

グルーヴ

荒くれ者のイメージがあるフリーだが、実はジャズも好きだったりと、非常に幅広く音楽を聞いている。なんとベース・マガジンでチャーリー・ヘイデンと対談したこともある。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ自体、ファンク・ヒップホップ・バンク・ハードロックをごちゃ混ぜにしたミクスチャーミュージックですが、このような幅広いジャンルの音楽を混ぜあわせることができたのもフリーのベースがあったからこそ。

基本的に非常にファンキーなベーシストであり、休符を多用する。それでいて、直線的でパンキッシュな高速スラップフレーズ等も弾く。ボトム感・ハネ感を重視するファンキーな側面と勢いを重視するパンキッシュな側面、両面を併せ持っているベーシストである。それに加え、最近はメロディを生かす歌伴ベース的アプローチも多くなっている。独特なグルーヴを持ちながらも、意外と器用なのである。

様々なプレイスタイルを持つが、どのプレイスタイルであろうと共通した「フリーらしさ」がある。歌伴ベース的プレイをしているときも、どこかファンキーさは残っている。ファンキーなプレイをしても勢いの良さは残っている。

自身が今まで吸収してきた音楽を上手く混ぜあわせて、センスよく調理することに非常に長けているベーシストです。

スラップ

フリーといえばやはりスラップ。個人的にはフリーをフリーたらしめているのはどちらかというと彼のグルーヴですが、スラップはスラップでテクニック的に派手かつインパクトのあるプレイを行っています。

また、ベースを低く構えているため、親指を含めた五指を下に向けているフォームが特徴的であります。プルは中指で行っている。

オクターヴスラップが非常に多く、プルを多用するスタイル。プル多用なので、結構やかましい。手首の回転が非常に早く、超速のオクターブフレーズも難なく弾きこなす。初期のレッド・ホット・チリ・ペッパーズはフリーのスラップが曲を牽引していた。

スラップもファンキーではあるが、それに加えて勢いも凄い。ファンキーでありながら、前のめり感があるフリーのスラップスタイルはやはりかっこいい。

歌伴ベース

ファンキーかつ勢いのあるプレイを前面に出していた初期と異なり、徐々にフリーはメロディを活かすような歌伴プレイも採り入れるようになる。これは、ジョン・フルシアンテのバンドにおける影響力が強くなっていったことが強く関係しており、ジョン・フルシアンテの音楽性に合わせたプレイを行ったためだと思われます。

しかし、ここでもフリーのセンスの良さがわかるが、意外とメロディをさらに活かすような歌伴プレイが得意だったのである。コードをスムーズに繋げつつ、メロディをさらに引き立たせるようなベースプレイは非常にセンスフル。

クレイジーな印象しかないのに、意外と美しく繊細なプレイもできるのである。さすがは元根暗

エフェクター

オーヴァードライヴ、ファズ、ワウ等のエフェクターを使う。ドラスティックに音を変えるような使い方をすることが多い。

アドリブ

ライブでは元のフレーズを大きく改変するようなアドリブプレイを行うことが多々ある。高音に行き過ぎてバンドの低音がなくなることもよくあること。逆に言えば、オリジナルの音源とは違うプレイが聞けるのでレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブの醍醐味の一つともいえる。

フリーはめちゃくちゃ上手いが、激しいパフォーマンス、ノリのアドリブプレイにより、ライブでは結構雑になる。しかし、それがまたまた独特の緊張感・グルーヴを生んでかっこいい。

まとめ

スラップが注目されることが多いが、メロディアスなプレイも得意であるフリー。そして、なによりもそれらが全て映えるのはフリーのグルーヴがあってこそ。意外と器用な側面もありつつ、やっぱりクレイジーな部分もあり、非常に人間らしいのがフリーのベースです。

 - ベーシスト ,

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