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グレッグ・ハウ(Greg Howe)とは

      2015/04/09

多様なテクニックを使いこなす超絶ギタリスト、Greg Howe(グレッグ・ハウ)。

グレッグ・ハウは速弾きギタリスト発掘レーベルであるシュラプネル出身のギタリストである。ハードロック界でも人気は高いが、現在ではフュージョン界隈の方で精力的に活動しているため、フュージョンギタリストとしての方が認知されていると思います。インシンク、櫻井哲夫、ヴィクター・ウッテンデニス・チェンバースとのトリオ等、活動は多岐に渡る。ただし、継続的に同じバンドで活動することは少なく、いろいろなプロジェクトに参加するような形で活動をしている。

 

■なんでもできるオールラウンドギタリスト

グレッグ・ハウのギタリストの特徴としてはテクニックの幅広さである。速弾きはもちろん、タッピング、スウィープ、レガート等あらゆるテクニックを自在に使いこなします。

フュージョン界で活躍しているだけあり、アドリブソロはお手の物であり、フレーズを絶え間なく引き切るアドリブギターソロは彼の特徴の一つです。また、アドリブ中にはタッピングを多用する傾向にあります。半音ずらしてスケールアウトをする方法を多用すると本人は語っており、実際に手癖的なフレーズが頻出します。ただし、フレーズにバリエーションをつける意識は強いと感じます。速弾きになるとどうしても手癖が出てきますが、それ以外の部分では極力同じような弾き方はしないような印象を受けます。

 

 

■引っかかりのある音

グレッグ・ハウの特徴として他には独特の「引っかかりの」ある音です。彼の音は何かに引っかかったような音がします。特にギターソロ中は顕著に出ます。予想ではありますが、頭の中で思いついたフレーズを実際に弾くまでの微妙なズレが、ピッキングのタイミングをずらしており、結果的にリズムから微妙にずれて引っかかって聞こえるようになるのかと思います。そしてこの引っかかりのある音というのは、もはやグレッグ・ハウの一つの個性と言えるかと思います。また、粘り気もあります。

 

こちらはスタンダードナンバーであるSunnyをグレッグ・ハウが演奏している動画。2:30あたりではグレッグ・ハウのあらゆるテクニックが詰め込まれていて非常に見応えがあります。引っかかりのある音でフレーズを引きたくるスタイルは一度ハマるとクセになります!

 

■超絶トリオがお好き

グレッグ・ハウは面白いプロジェクトによく参加します。特に超絶的なベーシスト・ドラマーが好みらしく、

聞いただけでワクワクするような組合せのプロジェクトで活動してたりします。

こちらはスチュアート・ハムとデニス・チェンバースの組合せ。相変わらずグレッグ・ハウは音を詰め込みます。デニス・チェンバースとの活動が非常に多いですが、お互い音数が多い同士気が合うのでしょうか。

 

こちらは日本のスーパーベーシスト櫻井哲夫さんとデニス・チェンバースとの組合せ。キーボードはこれまたスーパープレイヤーの小野塚晃さん。プロジェクト自体は櫻井哲夫さん、デニス・チェンバース、グレッグ・ハウの三人が主役なのですが、小野塚晃さんは全く負けておらず存在感抜群です。

この動画の見所の一つに、グレッグ・ハウと小野塚晃さんの掛け合いがあります。小野塚晃さんはソロ上手で、流れるようにフレーズが出てきます。グレッグ・ハウは彼の特徴が非常に出ており、少し引っかかりのある音ですね。また、グレッグ・ハウの特徴的なタッピングフレーズも聞けます。グレッグ・ハウはギターソロ中に高確率で手癖のタッピングフレーズを入れてきます。

グレッグ・ハウは多彩なテクニックを持ちながらも、アクの強い引っかかりのある音が個性的ですし、アドリブ好きですので聞いていて楽しいギタリストです。

 - ギタリスト ,

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