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John Patitucci(ジョン・パティトゥッチ)

      2017/05/14

美しいベースソロを弾くウッドベース・エレクトリックベースの両刀使い、John Patitucci(ジョン・パティトゥッチ)

主にジャズ・フュージョン界で活躍している。チック・コリア・エレクトリック・バンド、さらにはチック・コリア・アコースティックバンドに参加しているように、チック・コリアのお気に入り。完全にエリート。他に目を転ずれば、マイケル・ブレッカー、ランディ・ブレッカー、ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、B.B.King、ジョージ・ベンソン、アル・ジャロウ、マンハッタン・トランスファー、ミシェル・カミロといった大物ばかりと共演している。ボン・ジョヴィ、マライア・キャリー、ナタリー・コールといったシンガーとも共演。

若手〜大御所まで万遍なく起用されており、ジャズ・フュージョン界では超人気のベーシストである。

しかも、エレクトリックベースのみならずウッドベースの腕前も超一流である。

プレイスタイル

どんなジャンルにも対応できるグルーヴ、超絶ユニゾンに対応できるテクニック、そして複雑なコード進行も難なく処理する即興能力を持つジョン・パティトゥッチ。要は、凄く上手い。しかもフュージョンではエレクトリックベース、ジャズではウッドベースという使い分けまでできる。どちらかの楽器がまだ下手ならともかく、両方とも上手い。つまり、なんでも弾ける

まじめなプレイスタイル

ジョン・パティトゥッチのプレイスタイルを一言で表すと、真面目。丁寧に誤魔化さずに一音一音弾き、曲に合わせてグルーヴも変えていく対応もし、リズムも正確、難しいフレーズを弾けと言われれば一糸乱れずに弾ききる。これだけ聞くと、つまらないプレイスタイルに聞こえてしまうかもしれませんが、彼のプレイを聞くと、裏での絶え間ない努力が目に浮かんできて感動さえ覚えてしまいます

対応力がとにかくすさまじいので、どんな楽曲やどんなジャンルであろうと高水準のプレイを確実にするし、他の演奏者からしたら安定感が半端じゃあないはずです。

彼の教則ビデオなんて、もう真面目すぎてつまらなさが止まらないですよ?しかも、つまらなさに比例して凄く役に立つという、真面目系教則ビデオにありがちな法則を見事に実証してくれる。ジョン・パティトゥッチ独自の練習方法を淡々と説明してくれるのですが、実践すれば確かに凄く上手くなれそうだが、現実はおそらく途中でベースを放り投げだしてしまうような練習法。真面目か。「スパイダー」という、一見面白そうな練習法も、単なる苦行だし

しかし、このように真面目な練習をこつこつとストイックにやってきたんだろうなぁ、と感じさせるプレイスタイル。よし、基礎練しよっと

メロディアスなベースソロ

とりあえずジョン・パティトゥッチがめちゃくちゃ上手いということだけは伝わったとは思います。しかし、彼の個性が特別に光るのはベースソロです。コード進行をしっかりと理解しているような美しくメロディアスなベースソロが特徴で、卓越した即興能力を持っている。

クリーンなサウンドで速いフレーズを連発しますが、その速さよりもフレージングがキレイなことに耳がいきます。

まとめ

経歴もまさにエリートですが、プレイスタイル自体もエリート的なジョン・パティトゥッチ。正統派に上手いベーシストですが、決してつまらないプレイではなく、努力に裏打ちされた対応力の広いハイレベルな演奏を聞かせてくれます。特にソロはメロディアスなフレーズを連発してくれますので、必聴。

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