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Kiko Loureiro(キコ・ルーレイロ)「ブラジルが生んだ超絶ギタリスト」

      2015/01/28

メロディックスピードメタルバンドであるアングラのツインギターの片割れであるKiko Loureiro(キコ・ルーレイロ)

アングラといえばツーバスドコドコしながらプログレッシブな要素もありつつ、メロは大袈裟かつポップという日本人が好きそうな要素が詰まっているバンドであり、メンバーもテクニシャンが多いです。ドリーム・シアターの影響がみられ、実際にアングラのドラマーはマイク・ポートノイ脱退後のドリーム・シアターのオーディションを受けております。オーディションの様子をYoutubeで見れるのですが、オーディションではあまりうまく叩けておらず、マイク・ポートノイってテキトウそうに見えたやっぱりすごいんだなと改めて思いました。

さて、アングラですがもうひとつの特徴としてツインギターであることが挙げられます。そしてキコ・ルーレイロはツインギターの上手い方の奴と覚えておいてもらえれば良いかと思います。
※もう一方の片割れは作曲面で大きく貢献しております。

キコ・ルーレイロはHR/HMのギタリストでありながら、ジャズやボサノヴァにも対応できる幅広さを持っております。また、技術的にはスウィープやタッピング、速弾きとあらゆる技術を使いこなします。特に両手タッピングが得意。

超絶的なテクニック

キコ・ルーレイロの一番の特徴はやはりその超絶的なテクニックでしょう。高難度なスウィープやタッピングを使いこなしますし、ストレッチフレーズも弾きこなします。

こちらキコ・ルーレイロのソロ・アルバムからの楽曲。超難度の速弾きを軽々と弾いていきます。ただし、サウンド面で言えば音がこもっていたり、細かったりします。そのせいか安定感には少し欠ける印象があります。

 

両手タッピングの技術

キコ・ルーレイロのもう一つの特徴としては両手タッピングの高い技術があります。正直両手タッピングはバンドで使うことなんてほとんどない技術なので、練習する意味はないと思いますが。まあ、意味がないことを極めるのもまた音楽です

こちらもキコ・ルーレイロのソロ・アルバムからの曲。スタンリー・ジョーダンからの影響があると思いますが、両手タッピングのレベル自体は非常に高いです。よくぞまともにバンドをやっていれば一生使うことがないような技術を、このレベルまで練習したものです。インタビューを読むとキコ・ルーレイロはかなり真面目な性格のようですので、家にこもって一日中両手タッピングをしていたのでしょう。

そしてアングラはやっぱり最高だった

いろいろキコ・ルーレイロについて話しましたが、でもなにより言いたいこと。それはアングラがやっぱり最高だということです。まず聞いてみてください。

アングラの名曲であるSpread Your Fire。曲は1:15から。始まって10秒くらいで早くも中学生の時の気持ちを思い出させるような熱いツインギターが流れます。いつまでも続くツーバスに、ボーカルのエドゥがサビを客に歌わせてサボること、お約束のギターソロ、その全てに胸が熱くなる

キコ・ルーレイロはライブになると音が潰れたり、若干雑になるけど、そんなこと関係ない。とにかく熱いバンドなんです

次はこれ、Carry On。

一歩間違えるとダサい、というかもはや既に一歩間違えてダサい可能性すらあるリフに、なんで入れたかわからないけどかっこいい最初の方のベースソロ、相変わらず絶え間なくうるせぇツーバス、最高です。なぜかギターソロ後に挟まれるアニソンチックなパートも最高です。ドラムの見せ場を作るために無理やりドラムソロを入れるとこも最高です。というか全てが最高です

はい次、Nova Era。もうキコ・ルーレイロの話はあまりしていませんが、とりあえずアングラは最高です。

最初から大袈裟な、これから神とでも戦うの?とでも言いたくなるようなシンセのフレーズ。最高です。

ギターソロ前の間奏の裏でずっとキコ・ルーレイロがタッピングしてますね。かっこいいです。昇天するような素晴らしいギターソロ、最高です。やっぱりアングラ最高です

 - ギタリスト ,

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