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Lee Ritenour(リー・リトナー)「キャプテンフィンガー」

      2017/05/14

クロスオーバー・フュージョン全盛期に活躍したLee Ritenour(リー・リトナー)

ラリー・カールトンと共にフュージョン全盛期を支えたギタリストであり、フュージョンサウンドを作り上げたミュージシャンでもある。

スタジオミュージシャンとしてプロ活動をスタートしたが、自身のアルバムを発表してソロ活動をスタートする。ポップだが少し大人な雰囲気もあり、さらにユニゾン等のテクニカルな要素もあり、所謂フュージョンサウンドの一つのスタンダードを作り上げたといえる。リー・リトナーはブラジリアンリズムにも影響を受けているようで、Rio Funk等の楽曲でその要素を実際に採り入れている。

 

直線的なギター

ウェス・モンゴメリーに大きい影響を受けたというリー・リトナー。

活躍した時期が重なっていることもあり、ラリー・カールトンと対比されることがありますが、ラリー・カールトンが柔らかい印象があるのに対し、リー・リトナーはもっと直線的。ギターサウンドも細く、リズムのノリもわりかしストレート。全体的になんとなく直線的なギターだな、という印象を受けます。あまりプレイスタイル的に無理な弾き方もしないタイプですし、無茶なフレーズも弾かない。感情も表にすごい出すわけでもないです。結構あっさりしたギターですが、大人の余裕を感じさせるプレイスタイルですね。

下の動画はリー・リトナーがラリー・カールトンと共演している動画。ラリー・カールトンのRoom 335を演奏しています。

リー・リトナーとラリー・カールトン、二人のプレイスタイルの違いが聞けていいですね。

また、リー・リトナーが最高に尖っていた時に作った曲の中にはキャプテン・フィンガーズという鬼畜ユニゾンが現れる曲があります。それがこれ。

この映像は後年に撮影されたスタジオライブの様子です。この動画のライブに臨む前に、オリジナルの音源を久々に聞いたアンソニー・ジャクソンはこんなに速く弾けないと嘆いたそうな。

このスタジオライブのテンポも音源よりはるかに遅いです。もしかして、リハの時にインテンポで合わせてみて壊滅的な演奏をしてしまったのかもしれません

2:08から鬼畜ユニゾンが始まりますが、その後50秒くらいずっとユニゾンします。完全にアホです。運指も難しい、拍も裏から入ったりで面倒という誰得なユニゾン。完全にアホです。しかし、フュージョンファンというのは、こういうユニゾンを聞いてニヤニヤするものです。

しかし、リー・リトナーの曲というのはポップであり、それでいてテクニカルなユニゾンもあったりするので日本人が好む音楽性だと思います。全盛期のフュージョン界を牽引したリー・リトナー、聞きやすいのでフュージョンファンに限らず聞くことをおすすめします。

 - ギタリスト

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