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マイク・ラザフォード(Mike Rutherford)とは

   

MikeRutherford
マイク・ラザフォード(Mike Rutherford)とは、1950年10月2日イギリス生まれのベーシスト。プログレッシブロックバンドであるジェネシスの活動で最も知られている。

プログレバンドらしく、ジェネシスはメンバーの入れ替わりもそこそこあったが、イエスよりは大分まし。ちなみに、マイク・ラザフォードはトニー・バンクスと共にデビュー時からずっとジェネシスに在籍していた貴重なメンバーである。

12弦ギターの演奏も得意としており、ジェネシスではサイドギターも担当していた。さらにスティーヴ・ハケット脱退後はリードギターさえも担当している。

自身がリーダーを務めるマイク&ザ・メカニックスでも成功している。

■来歴

音楽との出会い

マイク・ラザフォードの音楽への興味は7歳頃に遡る。エルヴィス・プレスリーなどを聞いている姉から影響されたようで、この頃にギターの演奏を始める。

1964年にチャーターハウススクールに入学し、アンソニー・フィリップスと出会う。この頃にはマイク・ラザフォードはビートルズ、キンクス、ローリング・ストーンズ、スモール・フェイセズに影響を受けるようになる。そしてマイク・ラザフォードとアンソニー・フィリップスの二人が結成したAnonとThe Garden Wallが合併してジェネシスが誕生する。

ジェネシス

1969年に『創世記』でデビューし、続いて1970年に『侵入』を発表するジェネシスだが、その後にアンソニー・フィリップスが脱退。アンソニー・フィリップスとマイク・ラザフォードは長らく二人で活動をしており、共に12弦ギターの響きを研究していた仲でもあり、マイクにとって彼の脱退は大きな出来事でもあった。脱退を契機に、二人で探求した12弦ギターの響きをさらに発展させていこうとマイク・ラザフォードは決心し、ベースとギター二つの楽器の演奏を進めて行く。そして、ベースとギター二つの楽器を効率的に演奏するためにも、12弦ギターと4弦ベースのダブルネックギターを導入することになる。このダブルネックギターはマイク・ラザフォードのトレードマークにもなります。

ジェネシス以外

1978年には『The Shout』の映画音楽をトニー・バンクスと共に担当。さらに、1980年と1982年にはソロアルバムも発表する。2作目ではボーカルも全て担当している。しかし、この経験により、優れたボーカリストに自身の歌を唄わせた方が良いことに気づき、マイク&ザ・メカニックスを結成。1985年にアルバムを発表している。

プレイスタイル

マイク・ラザフォードはジェネシスのベーシストとして活動していたため、ベーシストとして名が通っているが、ギターの腕前も優れている。実際に彼のベースプレイはギターからの影響が強くみられる。

グルーヴ

グルーヴについてはおよそベーシストらしくないグルーヴである。低音をストイックに支えるタイプではなく、ゴムマリのように曲中を跳ねまわるようなグルーヴである。手数も多く、他のウワモノ楽器と絡むことがあるため、腰高のグルーヴといえる。

フレージング

通常のベーシストのようなフレージングはあまり行わず、ウワモノ楽器に積極的に絡んでいくようなプレイが多い。手数は多いが、リードベーシストのようにベースでバンドを引っ張っていくタイプではなく、あくまで曲に装飾を施すようなプレイスタイル。そして、やはりギターライクなフレージングが多い。

一般的なベーシストとは大分異なるプレイスタイルではありますが、それだけに大変個性的なプレイヤーです。

まとめ

マイク・ラザフォードはギター・ベース両方の腕前が高く、ギタリストとしての側面がベースプレイに大きく影響を与えています。手数の多いプレイスタイル、ウワモノに絡んでいくフレージングはジェネシスの聞き所の一つでもあり、是非聞いていただきたい。さらに、マイク&ザ・メカニックスでも成功しているように、作曲家としての能力も高い。ジェネシスはピーター・ガブリエル、フィル・コリンズという強烈な個性が際立っていたバンドではありますが、マイク・ラザフォードの貢献度も非常に高いです。

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