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プログレギターソロ5選

      2017/05/14

過去には音楽界を席巻していたプログレも現在は残念ながらとっくに下火。今では長い曲は聞かれなくなり、コンセプトアルバム等もってのほか。しかし、芸術性が高く細部までこだわった楽曲が多いため、プログレ界のミュージシャンは演奏技術が高い傾向にあります。

そんなプログレ界には今聞いても感動を覚えるような素晴らしいギターソロが数多くあります。本記事ではその中から5つピックアップ。

“Willie The Pimp”(フランク・ザッパ) – Frank Zappa『Hot Rats』, 1969

奇人フランク・ザッパの名ギターソロが聞ける”Willie The Pimp”。7分間を越える長尺のギターソロである。延々とギターソロが弾かれるが、決して飽きさせることがなく、むしろ後半に向かうにつれてスリリングさが増していく。独特な詰め込み型のアドリブフレージング、乾いていながら身体にまとわりついてくるようなサウンド、突如としてメロディに戻る意外性。フランク・ザッパのアクの強いギターが存分に楽しめる。


“Comfortably Numb”(デヴィッド・ギルモア) – Pink Floyd『The Wall』, 1979

ロックのベストソロは?という質問に対する回答の有力候補。二回のギターソロが弾かれる曲である。Aメロとの対比もあり、ただただ美しい1回目のギターソロ。このギターソロだけでも十分に名ソロと言える。しかし、エンディングに向かって弾かれるギターソロは、ハーモニクスからのソロ入り、その後のドラマチックな展開、扇情的なコールドプレイ、完璧の一言。澄みきったデヴィッド・ギルモアのサウンドにも注目。

“Siberian Khatru”(スティーヴ・ハウ) – Yes『Close to the Edge』, 1972

プログレ史に残るイエスの名盤『危機』に収録されている”シベリアン・カートゥル”のエンディングソロ。原曲のソロも良いが、ライブではアドリブで弾かれるため、聴き比べが出来る。ライブのソロの方が良い場合が結構ある。どのソロがベストであるか自分で探す楽しみもあるギターソロです。

“Limelight”(アレックス・ライフソン) – Rush『Moving Pictures』, 1981

プログレハードの名盤『Moving Pictures』に収録されている曲。ポップでありながら物哀しい雰囲気が漂う曲であり、そのような曲の雰囲気にマッチしたギターソロである。他の楽器がいなくなってギターのロングトーンだけでソロが幕を開ける。速弾きが得意なギタリストでありながら、チョーキングを用いたロングトーンや高音を使って曲を盛り上げている。特にギターソロで高音に行ききってからアルペジオに突如移るのがニクイ。

“Under a Glass Moon”(ジョン・ペトルーシ) – Dream Theater『Images and Words』, 1992

プログレがとっくに過去の産物と化した中で奮闘する、日本でも大人気のドリーム・シアター。キメとベースのみのよるフレーズを経て緊張が最大に達したピークで、その緊張を一気に開放するようなギターソロの入り方。その後のテクニカルながらも起承転結のしっかりした構成力は圧巻。ツボを押さえた速弾きであり、詰め込むだけで終わらせない。さすがペトルーシ。

個性的かつ実力派のギタリストが多いプログレ界。ギターソロも個々で違う味を出していますね。ちなみに、印象に残るギターソロを作るという点ではデヴィッド・ギルモアは抜きん出ていると個人的に思います。”Comfortably Numb”のギターソロは”Stairway to Heaven”に匹敵します。しかし、上記のギターソロはどれも素晴らしいので、プログレが苦手な人も聞いてみてください!印象が変わるかもしれません。

 - コラム

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