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Robert Fripp(ロバート・フリップ)「シーケンスフレーズの鬼」

      2017/05/14

プログレッシブ・ロックの代表的バンドであるキング・クリムゾンのギタリスト、作曲家であり、リーダーでもあるRobert Fripp(ロバート・フリップ)

イエス、ピンク・フロイド、エマーソン・レイク・アンド・パーマー、ジェネシスなどと共にプログレッシブ・ロック全盛期を支えたバンドであるキング・クリムゾンを育て上げ、多くの熱狂的なファンを持つ。

 

プレイスタイル

キング・クリムゾンの複雑な楽曲を作り上げる作曲能力も高く評価されているが、ギタリストとしての腕前も一流です。

所謂ギターヒーロータイプではなく、ギタリストとしての主張も激しくはありません。ギターソロを毎回のように弾いているわけでもない。しかし、キング・クリムゾンの楽曲自体が非常に難度が高く、相当な技術を持っていないと弾けないものが多い。

特にシーケンスフレーズの安定感は特筆ものである。まるで機械が弾いているかのような正確なピッキング、そしてそれを一曲通して弾ききる体力は目立たないながらも驚異である。

後期キング・クリムゾンのFrame by Frame。エイドリアン・ブリューが参加して一気に音楽性が変わったこの頃のキング・クリムゾンには賛否両論ありますが、楽曲の難度は超高いです。

いきなりギター同士のポリリズムから始まり、バンドインしてからはロバート・フリップの執拗なシーケンスフレーズ。このスピードでのシーケンスフレーズにも関わらず、リズムはブレず一音一音正確にピッキングしている。相当なピッキング技術を持っていないと不可能な演奏です。ロバート・フリップはこういったシーケンスフレーズは大の得意です。

 

多様なサウンド

機械のごとく正確なピッキングをするロバート・フリップですが、サウンドについても非常に人工的です。楽曲に合わせて音色も使い分ける。このように言ってしまうと個性がないかのように聞こえますが、過度に人工的な音色が逆にロバート・フリップらしい独特なサウンドとなっている。特に破壊的なファズサウンドはロバート・フリップの一つのトレードマークともなっている。

キング・クリムゾンの音楽にも表れているが、ロバート・フリップの表現には混沌と秩序という両極端な性質が含まれている。

複雑でカオスだった楽曲ながら、実は細部まで丁寧に組み立てられている。ギターサウンドについても、破壊的なファズサウンドを使いながらも人工的なサウンドである。

混沌と秩序を両立させたギタリスト、ロバート・フリップです。

 - ギタリスト ,

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