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Scott Henderson(スコット・ヘンダーソン)「多彩なフレージングのギタリスト」

      2017/05/14

ジャズ・フュージョン界で活躍したギタリストである、Scott Henderson(スコット・ヘンダーソン)

チック・コリア・エレクトリック・バンド、ザヴィヌルシンジゲート、ジェフ・バーリン、ゲイリー・ウィリスと共に結成したトライバル・テック、そしてソロ活動等・・・・幅広く活動をしているジャズ・フュージョン界の人気ギタリストである。

 

多彩なフレージングに高度なテクニック

スコット・ヘンダーソンは、高度なテクニックを持ちながらもとにかくフレージングの幅が広いことにある。フレーズのパターンについては相当に研究しているようで、スケールアウトのネタも多く持っている。

特にトライバル・テックは超絶テクニシャンが集まった上に、コード進行も難解であり並大抵のプレイヤーではとてもついていけないバンドであるが、音楽理論にも精通しているスコット・ヘンダーソンはもちろんしっかりと対応している。

また、以前は完全にジャズ・フュージョンギタリストといったギタープレイでしたが、現在ではブルース色を強めており、チョーキングやアーミングを多用するスタイルにシフトチェンジしている。テクニックの高さ・音楽的理論の裏付け・対応ジャンルの広さ、全てのレベルが高水準のプレイヤーである。

こちらはトライバル・テックのBigwave。まだジャズ・フュージョンギタリストとしての色合いが強かった時のスコット・ヘンダーソンである。

上でも言ったように、トライバル・テックの楽曲はコード進行も複雑な、難度の高い曲が大変多い。しかし、スコット・ヘンダーソンはそれらの楽曲に難なく対応しており、ギターソロも自由に弾いています。

また、スコット・ヘンダーソンはフレージングについて、いろいろなアイディアを試しており難度の高い曲でも対応できるのが大きな特徴です。それでいてテクニックも高水準である。だからこそ、多くのミュージシャンにも支持されているのでしょう。

こちらはブルース色が強まった後のスコット・ヘンダーソン。ギターはジェフ・ベックモデルのものを使っています。

ピッキングの際にアームを持ちながら、細かく表情付けを行います。ジャズ・フュージョンギタリストとしてトップレベルの実力を持ち、多彩なフレージングと確かなテクニックが持ち味でしたが、それに満足せずにフィーリング面を強化していこうという意志が見られます。

この歳になっても常に自身のギタリストとしての腕を高めようという姿勢はあっぱれの一言です。

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