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スティーヴ・ハリス(Steve Harris)とは

   

スティーヴ・ハリス

スティーヴ・ハリス

スティーヴ・ハリス(Steve Harris)とはイギリス出身のベーシストであり、ヘヴィメタルバンドであるアイアン・メイデンのリーダー。

ヘヴィメタルバンドとしては伝説的存在であるアイアン・メイデンのリーダーであり、さらに作詞・作曲も多く行っているためか、非常に人気のあるベーシストである。ライブなどでも、モブキャラが一般的なベーシストとは思えないような存在感を放つ。ベーシストとしては「巧い」というタイプではないが、自分なりのサウンド・奏法を持っているのも人気の理由の一つだろう。

既にツインギター体制の中、どう考えても必要なさそうなのに、過去のギタリストをさらに迎え入れて、無理やりトリプルギター体制にするあたり、男気がありそう。雇用の創出ですね

あと、サッカー好き。

■プレイスタイル

不思議なピッキング方法

スティーヴ・ハリスのベースプレイで最もよく話題にされるのが彼のピッキング。

彼は指弾きのプレイヤーであるが、映像で見てもどのように弾いているかがいまいちわかりづらい。ピッキングの仕方が独特であり、どの指で弾いているのかさえ判別できない。

そのため、過去には、スリーフィンガーもしくはフォーフィンガーでピッキングしているのではないかという議論があったほど。でも、正解はツーフィンガーピッキングらしい。

指を棒のように伸ばしたままで、弦に叩きつけるような弾き方をする。そのことにより、非常にパーカッシブなサウンドを生み出している。

サウンド

独特なピッキングによるパーカッシブなサウンドが特徴。また、これもピッキング方法による特徴だと思いますが、ハイが強調されたブライトなサウンドとなっている。

そして、楽器はプレシジョンベースを使っている。そのため、ハイが強調されたサウンドなのに、どこか泥臭い生っぽさも残る結果となっている。

叩きつけるようなピッキングでハイが強調されたパーカッシブなサウンドは、ジャズベースと相性が良さそうなものですが、それをあえてプレシジョンベースで弾くことによって、サウンドが独特になっていますね。

さらに、弦はなんとフラットワウンド弦を使っている。アタックの強い音を指向するのであれば当然ラウンドワウンド弦を使うべきであり、フラットワウンド弦を使ってしまうとむしろ音がこもりやすくなる。

このように、スティーヴ・ハリスのサウンドは、ブライトな側面と泥臭くて生っぽい側面の、両面を持っている。

その他の奏法

人気のベーシストであるが、超絶的なテクニックで売っているタイプでもないので、特殊な奏法はそれほど使わず、使うとしてもアルペジオやコードストロークなどである。

逆にこの二つは結構積極的に使う。

作曲能力

作曲能力は非常に高い。

単音リフのアイディアが豊富で、耳に残りやすいサビ、疾走感溢れる戦場に出て行くようなアレンジなどなど、アイアン・メイデンらしさを作り上げてきた。

■まとめ

メタル界はベースが聞こえにくく、また、基本的にはルート弾きに徹するようなプレイが多いため、ベースヒーローが出現しにくい。しかし、スティーヴ・ハリスはその中でも、自身の存在感をしっかりと示して、ベーシストとしても非常に高い人気を獲得している。個性的なプレイスタイルであり、なかなか参考にはしづらいプレイヤーではありますが、ぜひお聞き下さい。

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