Onkui Channel

全ジャンル対応音楽メディア

*

第二弾:テクニカルギタリスト5選

   

John_McLaughlin
テクニカルなギタープレイというのはなんとも魅力的である。スウィープ、タッピング、速弾きを華麗に弾けたらカッコイイだろうな、と思った方もいるでしょう。視覚的にも聴覚的にもインパクト絶大です。

前回の「第一弾:テクニカルギタリスト5選」ではHR/HM界で支持されているテクニカルギタリストをピックアップしました。HR/HM界は特にギタリストが脚光を浴びるジャンルなので、優れたテクニカルギタリストは多い。まだまだHR/HM界でも紹介したいギタリストはいますが、今回は少し毛色を変えてみたいと思います。

「第二弾:テクニカルギタリスト5選」ではフュージョン界でのテクニカルなギタリストをピックアップしていきたいと思います。フュージョン界といえば、化物の巣窟。人間とは思えないような高度なプレイをアドリブで弾いていくような、人間を越えた怪物が集まっております。そんな一味変わったテクニシャンが多いフュージョンギタリストを紹介していきます。

■フュージョンの化け物ギタリストたち

1.アル・ディ・メオラ(Return to Forever,Solo)

フルピッキングによる速弾きスタイルを確立し、フュージョン界のみならずHR/HM界にも大きな影響を与えたアル・ディ・メオラ。全ての音をピッキングするフルピッキングから繰り出されるスピード感の速弾きは、現代的な速弾き技術の基礎になったと言っても過言ではない。HR/HM界の速弾きギタリストは大体アル・ディ・メオラ的なフルピッキングスタイルを基礎としている。アコースティックギターの演奏も上手い。リターン・トゥ・フォーエバーの全盛期を支えたギタリストでもあり、フュージョン界の元祖テクニカルギタリストといえる。スウィープやレガートを一切しない、フルピッキングの鬼

2.フランク・ギャンバレ(Chick Corea,Vital Information,Solo)

エコノミーピッキングという全く流行らなかった奏法を開発したフランク・ギャンバレ。スウィープお化け。フルピッキングによる速弾きはもちろんだが、特筆すべきはそのスウィープ技術。エコノミーピッキングという、高度すぎてまともに扱える人間がほとんどいない奏法を駆使して、自在にスウィープを行う。フュージョンギタリストは化物である、ということをわかりやすく教えてくれる。異次元のテクニック過ぎて、ちょっと引く

3.アラン・ホールズワース(U.K.,Bruford,Soft Machine,Solo)

狂ったレガートオタクのアラン・ホールズワース。フルピッキングのアル・ディ・メオラとは対照的な、極力ピッキングを行わないレガート派。一回のピッキングで何音も弾き続ける。何がどうなっているのかわからないほどピッキングが少ない。レガートによる速弾きはとにかく流れるように美しい。フランク・ギャンバレと同様に、真似ができないタイプの化物

4.グレッグ・ハウ(HoweⅡ,櫻井哲夫,Solo)

タッピング、スウィープ、速弾きなど、マルチなテクニックを駆使するグレッグ・ハウ。いろいろなテクニックを組合せてソロを弾き、とにかくテクニカル。多彩なテクニックを器用に扱う腕前には開いた口が塞がらない。

5.ジョン・マクラフリン(The Mahavishnu Orchestra,Shakti,Solo)

音を敷き詰めまくる「シーツオブサウンド」の探求者であるジョン・マクラフリン。アドリブで延々と速弾きをしていく若々しいプレイを、歳取っても続けている。マハヴィシュヌ・オーケストラではビリー・コブハムと共に弾きまくりの叩きまくりで、まさに音の洪水と表現するにふさわしかった。

■まとめ

フュージョンギタリストはとにかく化物が多い。単にテクニカルなだけではなく、複雑なコード進行に対応している即興力も圧巻。その点、今回ピックアップした5人は文句なしにテクニカルかつ高いアドリブ能力を持つギタリストたちである。しかも、全員個性的。フュージョン界の化物たちのプレイは聞いているとその凄さに圧倒されます。

 - コラム , , , ,

  関連記事

Pink Floyd, Earls Court, 1973
【まとめ】プログレインストおすすめ曲

プログレバンドは他のジャンルで活動しているバンドと比べるとインストゥルメンタルの …

レインボーカラーのピック
PICKBOYでオリジナルのカスタムメイドピックを作ろう!!

先日ジョン・メイヤーがPICKBOYのカスタムメイドピックを使っているという記事 …

no image
及川光博のライブがカッコ良すぎて悶絶する

及川光博といえば、個性派俳優として数多くのドラマに出演してきている俳優。今や俳優 …

Rush-in-concert
【ロック編】黄金のリズムセクション10選

名バンドに名リズムセクションあり ロックバンドの土台を下から支える、ベーシストと …

Steve_Swallow_1
ジャズ・フュージョン界のピック弾きベーシスト3選

ジャズ・フュージョン界におけるピック弾きベーシスト ロック界では一般的なピック弾 …

no image
1960年代結成プログレバンドのギタリスト4人

1960年代後半に現れたジャンルであるプログレッシブ・ロック。複雑な変拍子、ポリ …

Stanley_Clarke_on_tour_in_rgw_Netherlands
スタンリー・クラーク特集「スーパープレイが聞ける作品7選」

速弾き・スラップ・コード弾きなど、前面に出てくるベーススタイルが特徴のスタンリー …

John_Petrucci_-_01
第一弾:テクニカルギタリスト5選

バンドの花形ポジションでもあるギタリスト。特にHR/HM全盛期の頃はボーカリスト …

no image
及川光博がファンに愛されすぎて、すごい

昨日、及川光博のライブがカッコ良すぎて悶絶する話を記事にしたら、アクセス数が一気 …

no image
スラップが上手いベーシスト10選

ベースといえばスラップ。スラップとは、基本的には裏でバンドを支える、縁の下の力持 …