Onkui Channel

全ジャンル対応音楽メディア

*

Terry Bozzio(テリー・ボジオ)「要塞ドラム」

   

超絶的なドラミングに要塞のようなドラムセットを持つドラマー、Terry Bozzio(テリー・ボジオ)

実力は一流であり、幅広いジャンルで活躍する。

オーディションが厳しいことで有名なフランク・ザッパのバンドに参加し、その後はビル・ブラッフォードの後任としてU.K.に参加。他にはジェフ・ベック、スティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーン、ボジオ・レヴィン・スティーヴンス(トニー・レヴィンとスティーヴ・スティーヴンスと組んだバンド)、コーン、ブレッカー・ブラザーズといったミュージシャンと活動する。

ドラムセットは要塞化している。タムがとんでもない量あるが、これはタムの音程を細かく分けて与えることによって、メロディアスなプレイをドラムでも可能とするためである。

Terry_bozzio

性格は大分変わっているようで、ドラムマガジンのインタビューでずっと宇宙の話をしていたのは印象的(事実)。いったい何の話をしているのかは全くわかりません。特集を組まれて、何ページもの誌面を割いているにも関わらず、ほとんどのドラマーにとって全く役に立たないインタビューも珍しい。内容の意味がわかれば役に立つのかもしれませんが、ほとんどの人が恐らく理解できないと思います。ぼくには全くわかりません。

プレイスタイル

複雑なリズムパターンや変拍子にも対応できる対応力。パワフルかつ一音一音粒が揃ったドラミング。超絶技巧的テクニック。ドラムながらメロディアスなプレイ。手足を分けて自由に動かせるしなやかさ。点数の多いドラムセットを使った細かな表現力。上手い


特にフランク・ザッパの”Black Page”におけるドラムソロは有名。これまた理解不能のドラムソロであり、いろいろな意味で普通の人間では叩けない。難解なドラムソロであり再現は困難であるが、各所からテキトウに叩いているだけだろうという声があがる。しかし、実は譜面がある。さすがザッパ。だが譜面があろうがなかろうが、普通の人間が聞いても間違えたがどうかさえ分からない。ぼくにはわからない。と思ったら、同じくフランク・ザッパ門下生であるチャド・ワッカーマンとデュオで”Black Page”をユニゾンで再現するという狂った企画により、本当に譜面通りに叩いていたことが判明。すごい。

このように、とにかくすごい人。ドラムセットを要塞になるまで増やしてしまうところからすると、こだわりが強いドラマーであるかと思います。表現の幅を広げるために余念がありません。

 - ドラマー

  関連記事

no image
Dennis Chambers(デニス・チェンバース)「重戦車ドラミング」

超人的なテクニックにドッシリと重いグルーヴが特徴のドラマー、Dennis Cha …

John_Bonham
ジョン・ボーナム(John Bonham)とは

ジョン・ボーナム(John Bonham)とは1948年5月31日イギリスに生ま …

no image
Mike Portnoy(マイク・ポートノイ)「変拍子対応超絶テクニシャン」

ドリーム・シアターの元ドラマーである、Mike Portnoy(マイク・ポートノ …

no image
ロナルド・ブルーナー・ジュニア(Ronald Bruner Jr.)とは

ロナルド・ブルーナー・ジュニア(Ronald Bruner Jr.)とはアメリカ …

no image
Neil Peart(ニール・パート)「歌うドラミング」

カナダのプログレッシブハードロックバンドラッシュのドラマーである、Neil Pe …

no image
Simon Phillips(サイモン・フィリップス)「シャープなドラミング」

ロック、ポップス、フュージョン、プログレ界などで活躍するドラマー、Simon P …

no image
Steve Smith(スティーヴ・スミス)「スキンヘッドは上手い」

スキンヘッドのミュージシャンは漏れなく上手いという都市伝説を証明するドラマー、S …

no image
デヴィッド・ガリバルディ(David Garibaldi)とは

デヴィッド・ガリバルディ(David Garibaldi)とはアメリカ合衆国出身 …

no image
Bill Bruford(ビル・ブルーフォード、ビル・ブラッフォード)

人気プログレバンドを渡り歩いた一流のドラマー、Bill Bruford(ビル・ブ …

no image
Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)「ドラムの神様」

圧倒的人気を誇るセッションドラマー、Steve Gadd(スティーヴ・ガッド)。 …