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トリオバンド特集

   

ロックバンドを組むのに必要なパートはボーカル、ギター、ベース、ドラムです。一人一役とすると4人必要になります。実際に4人編成のロックバンドがよく見られるバンドの編成です。

しかし、ボーカルを楽器隊の誰かが兼任すれば、3人でもロックバンドは組むことができます。そう、ロックバンドは最低3人いればいい。それが、トリオバンドです。

だが、トリオバンドは一人に与えられる役割が増えるし、専属のボーカリストがいないため、メンバーの演奏力が高いことが重要となります。そうでないバンドもありますが、その分カリスマ性やらパフォーマンスでカバーしている場合が多いです。要は、3人だけでもリスナーを魅了する「何か」を持っていなければ成り立たないのである。そのため、トリオバンドには名バンドが多い。

一方で、3人という数字は実に危うい。意見が割れるときには必ず、「2:1」になる。多数決が毎回成立する。しかも少数派は一人になるので、愚痴を聞いてくれる味方さえいなくなる。この危うさによってなのか、トリオバンドは短命なバンドが多い。もちろん、長く続いているバンドもいますが。

トリオバンドの魅力は、最少人数ならではの、なんとも言えない緊張感。そんなトリオバンドの魅力を、いくつかのトリオバンドを紹介することによって、知ってもらいたいと思います。

クリーム(Cream),1966-1968

  • ジャック・ブルース(b,vo)
  • エリック・クラプトン(g,vo)
  • ジンジャー・ベイカー(ds)

三大ギタリストのエリック・クラプトン、数多くのベーシスト信者を持つジャック・ブルース、ドタバタドラマーのジンジャー・ベイカーという、高い演奏能力と自我が強そうな3人が集まった、伝説的スーパートリオバンドである、クリーム。

ライブにおける強烈な即興演奏は緊張感満載。全員が主役になれる実力を持っており、強烈なスーパープレイの連続です。だからこそ、短命に終わってしまったのだろう。

ラッシュ(Rush),1968-

一人三役をこなしながらもバリバリのリードベーシストであるゲディ・リー、重厚なサウンドと特徴的なコードワークでサウンドを彩どるアレックス・ライフソン、大人気テクニシャンドラマーのニール・パートにより結成されたプログレハードのトリオバンド、ラッシュ。

同期等の技術を利用しながら、トリオ編成とは思えないような豪華なサウンドが特徴のバンド。変拍子やプログレチックな展開がありながらも、ポップな要素も備えており、根強いファンが多い。トリオバンドながら、短命に終わらず長く活動しているのも特筆すべき点。

エマーソン・レイク・アンド・パーマー(Emerson, Lake & Palmer) ,1970-1980その他再結成等あり

カリスマキーボーディストのキース・エマーソン、キング・クリムゾン出身のイケメンであるグレッグ・レイク、走り屋のカール・パーマーにより結成されたプログレトリオのエマーソン・レイク・アンド・パーマー。

憶えるのでさえ一苦労しそうな複雑な楽曲展開が特徴である。バランス感の良いグレッグ・レイクと、暴走癖のあるその他二人の相性が良い。ロック界のキーボード・トリオといえば、彼らである。

ベック・ボガート & アピス (Beck, Bogert & Appice),1972-1974

三大ギタリストのジェフ・ベックと、バニラ・ファッジの強烈なリズム隊ティム・ボガート、カーマイン・アピスにより結成されたスーパーバンド。

当代きっての実力派を揃えたものの、ソリが合わなかったのか短命で崩壊。残されたライブ版における、荒々しくもぶつかり合う個性が格好良い。

ポリス(The Police),1977-1984

  • スティング(b,vo)
  • アンディ・サマーズ(g,vo)
  • スチュアート・コープランド(ds,vo)

作曲家・演奏家として優れているスティング、空間的なギタープレイをするアンディ・サマーズ、独特なグルーヴとサウンドを持つスチュアート・コープランドによって結成された、ポリス。

ポリスは、ロックにレゲェの要素を混ぜて独特な音楽性を築いている。また、ポップながらどこか哀愁ただようメロディも特徴である。独特なサウンド、グルーヴは他のバンドとは一線を画し、独自の地位を築き上げています。

ニルヴァーナ(Nirvana),1987-1994

  • カート・コバーン(vo,g)
  • クリス・ノヴォセリック(b)
  • デイヴ・グロール(ds)

カート・コバーンを筆頭に、クリス・ノヴォセリック、デイヴ・グロールという強烈な個性が集結した、ニルヴァーナ。

魂の衝動をそのまま反映させたかのような強烈な音楽、そしてカート・コバーンのカリスマ性により多くの支持を受けたバンド。

ミューズ(Muse),1994-

  • マシュー・ベラミー(vo,g,key)
  • クリス・ウォルステンホルム(b,vo)
  • ドミニク・ハワード(ds,vo)

カリスマ的振る舞いに多様なサウンドを出すギターでバンドの核となっているマシュー・ベラミー、破壊的な歪み音が特徴のクリス・ウォルステンホルム、バンドのビートを支えるドミニク・ハワードによるトリオバンド、ミューズ。

ミューズは豪華できらびやかなサウンドの一方で、破壊的で無秩序なサウンドも混在する、オンリーワンな音楽性を持つ。このバンドもトリオ編成ながら長く活動している。

■まとめ

魅力的なトリオバンドの世界、是非一度聞いてみてください!

 - コラム

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